一泊二日恐竜漬けの合宿『たんば恐竜塾』に行ってきた。
丹波市で開催された一泊二日のイベント『たんば恐竜塾』に行ってきた。小学五年生の男の子から我々おっさん世代まで、恐竜好きの老若男女が集まって濃い二日間だった。
谷川駅に着くと、こんな車がお出迎え。まずは丹波竜化石工房に向かいます。
丹波竜化石工房は1年3か月ぶり三回目。久しぶりに来たらちょっと展示が増えていた。
ちょうど丹波竜に Tambatitanis amicitiae という学名がついた節目の特別展示『丹波竜の軌跡』もやっていて、マラウィサウルスの全身骨格とかが展示されていた。
その後、タンバティタニスの第一発見者である村上さんに発見当時のお話なんかを聞かせて頂きつつ、丹波竜化石工房の展示を解説してもらった。
さらに実際の発掘現場の見学へ。現場周辺の地形が見ていて超面白い。
発掘現場。今はコンクリで蓋をされてる。気がつけばみんなしゃがみこんで周辺の地面を必死で観察してた。
続いては化石発掘体験。こないだは勝山で結構いい物見つけたので、今回も期待してたけど、何も出なかった。残念。というか参加者全員何も見つからず。これが物欲センサーかw
超寒かったのに、みんな石を割るのに必死で寒さを忘れていたのが面白かった。
続いては、大阪市立自然史博物館の学芸員林さんによる講義。鎧竜・剣竜の最新研究の話なんかをして頂いた。濃い質問も飛び交って面白かった。
その後は宿泊先の丹波悠遊の森に移動。
ライトアップされて謎のシャレオツ感に満たされていた。
晩飯食いつつ酒飲みつつ、みんなで延々恐竜話。
さらにコテージに戻ってからも飲みつつ延々2時まで恐竜話。なんか最後の方、俺はアリの魅力について熱く語ってた気もするけど。
翌日は、朝から古生物復元模型作家徳川さんによる、タンバティタニス骨格復元ワークショップ。
ポストイットに骨がプリントされていて、それを組み立てる。これをやってみると、漫然と雰囲気でとらえていた恐竜の骨格の構成が凄くわかりやすくて楽しい。
完成図。奥の方にいろいろツッコミどころがあるけどw
さらに化石クリーニング体験もさせてもらった。岩を削るエアチゼルという機器を使わせてもらえる。なかなか一般人はこれ触れる機会はないと思う。
昼食の弁当。丹波市には「恐竜課」があるんだよ。かっこいいよね。
昼からは兵庫県立人と自然の博物館(ひとはく)に行ってきた。二週間前にアリとハチの講演を聞きに行ったとこだったけど。
ひとはくでは古谷研究員による展示解説を聞かせてもらった。
さらにみんなで色々見学をして、解散。
濃い二日間でございました。