古生物の授業を受けに横浜まで行ってきた。

この土日は放送大学の神奈川学習センターで面接授業『古生物の科学(貝化石の世界)』を受けるので、金曜から横浜入りしようと思ってたんですけどね。仕事がカツカツ過ぎて前日入りは無理そうだったので、早朝に起きて向かうことに。

ところが予想以上に仕事が多くて、結局眠れたのが深夜2時過ぎ。4時過ぎには起きないといけないのに。

ちゃんと起きれるか不安だったけど、予想通りしっかり寝坊してしまいましたよ、ええ。起きたら8時前とかもうね……。

もう授業受けに行くのやめようかとも思ったけど、放送大学で古生物の授業ってほとんどないから、この機会を逃したら次はいつになるかわかんないし、遅刻してでも行こう、と決意して準備して出発。

10時には横浜で授業が始まるのに、奈良の電車に乗って出発したのが9時半。一応、学習センターに電話したら「遅刻しても受講自体はできるけど、単位が貰えるかどうかわかんないよ」とのこと。まあ仕方ないよね。

何とか午後からの授業には間に合ったので、全8時限のうち、逃したのは最初の2時限だけで済んだ。シラバスを見た限り、最初の2時限は古生物の初歩的な内容っぽかったので、多分知ってることばっかりだったと思うので良しとしておく。

授業自体は非常に面白かった。古生物好きとは言え、興味の方向が脊椎動物中心だったので、貝化石に関しては知らないことだらけだったし。

授業中には色々と面白い標本も見せて貰えたよ。

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オウムガイの殻の断面。

http://instagram.com/p/vqkp-mQR_b/

オウムガイの殻の断面。縦割りバージョン。

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アンモナイト化石の断面。縦割りバージョン。

http://instagram.com/p/vqlLYQwRy4/

殻の中の空洞が見えるアンモナイト化石。

あと、現生だけど、トグロコウイカっていうイカがすんごい気になった。コウイカとかトグロコウイカは体の内部に、貝類の名残である殻が残ってるんだけど、トグロコウイカの殻は名前の通りアンモナイトみたいにとぐろを巻いてる。生きて動いてるところを見てみたいなーと思った。ちょっと調べたけど、国内の水族館には生きたトグロコウイカは飼育されてないっぽいかな。

あと、無事単位は取れそうです。よかったよかった。